雨また強くなり、車に戻るまでにもまたいくらか濡れて冷たく。
惨めになりそうだったので、せめてフォレさんを餌付け(燃料)し、とぼとぼ琵琶湖畔の道の駅に向かいました。
エンジンを唸らせ続けるトラック集団から距離をとり、真っ暗な駐車場で仮眠準備。
手洗いでタオルを濡らしてきて身体を拭き、着替えだけはします……。
この旅のハイライトと言って間違いない数日間を振り返る。
車中泊ももう5泊目ですが、ここから先の目的地は標高が高くなり、季節の進みも早くなる。
無理せず、ネットで宿を予約することにしました。
車中泊も5泊続くと感動はないし、どうにも世知辛くなってくる。
いや、きっとルーフを叩き続けるこの雨音のせい……。
いかんいかん、後ろを振り返るのは駐車の時だけでいい。
疲れたならもう寝るに限る。……