しばらくののち、ドーン!
敦賀・勝山あたりでソースカツ丼に染まり続けた我々ですが、ここ「ひばり食堂」で何を食うかというと、このタイプのカツ丼ですよ!
「杉の大杉」の巨大さになぞらえたかどうかは知りませんが、カツ丼はノーマルでこの大きさ。すげえ。
臆することなく食らいつきます。たまんなくうめえな、と顔を上げると、いっしょに並んでいた現地の屈強な男たちは、
「カツ丼大盛とラーメン」 「……を、3こ」
とかいう注文を普通にして普通に食らっているし、この辺りはこうでなきゃ生きて行けないんでしょう(極端)。
もぐもぐ……。
Q: なぜ「ひばり食堂」ですか?
A: 美空ひばりサンが世に出る以前、杉の大杉を参拝し、この杉のように大きな歌手になれますようにと願掛けをした故事から。
杉の大杉の向こうには、うっかり近づくとひばりサンの曲が流れだす碑などもあって、我々は行きませんでしたが、代わりに今ここでカツ丼をむさぼり食っているというワケ。
もちろん、余すところなく完食、うまいカツ丼でした。
おやじさんの生産能力が2巡目から急激に低下するため並ぶのは必至ですが、「杉の大杉 → カツ丼」の確固たるルーティンが我々の中で構築されたのは言うまでもありません。
腹くちくなると目の皮たるむ……と言いまして、じゃあちょっとおひるね……
ではなく、ここからアクセル踏んでスパルタンに次の探訪に突き進みます! 誰だそんな予定立てたのは!