立派な解説版。クリックすると大きくなります。
さすが、多言語で色々なことが書かれていますが、樹齢・幹周・樹高においてレギュレーションにイマイチ従っていないのがちょっと気になります。
いや、樹齢なんかは伝承でもいいんですが、このネット時代にこの表記では情報が錯綜してしまいます。
「加茂の大クス」においても、幹周もっとあるだろ? いつ測ったんだよ? という問題があるし、やっぱり特天ともなると恐れ多くて、こういった更新がかえって遅れてしまうものなのでしょうか。
「石徹白の大杉」に解説版のたぐいがなかったのは、逆にヨシ! と個人的には思うのですが(ワガママ)。
ちなみに、インターネット情報によると、2010年頃は周囲に絶えず音声解説が流れているという状況だったそうで、確かにそれは蛇足だなあと思います。
現在ではそれに該当するものはなく、静かなところで観察や撮影に打ち込めるのはありがたいですね。もっとも、有名な名所ですので、観覧のお客さんはひっきりなしです。
とにかく、とにかく、そういうワケで。
思い切り遠いけど、ここはいつか絶対……! と闘志を燃やしていた念願の巨樹に対することができ、気づけば1時間半も3人めいめい、夢中で撮っていました。
世の中には本当にとんでもないものが存在するのだという実感をはじめ、日常生活では得難い感情を色々と呼び起こしてくれる、巨樹中の巨樹でした。