まず、篠山市は「ささやまし」であって「しのやまし」ではありません。※
兵庫県の一番東側の内陸部、京都にめり込んだような形の市です。
かつて丹波と呼ばれた地域で、大半が森林と山の地形。
夏暑く、冬寒い……。
(※2019.5、「丹羽篠山市」に変更されたそうです。)
ケモノ除けゲートを開けて入るタイプの林道を進む。先達がいなかったら立ち入り禁止だと思って引き返しそうだ……。
進むに従って傾斜がつき、とうとう道なき道、グラグラした木の階段に。この20分ほどの道のりが結構キツい。
後ろに倒れそうになるほど急。トレッキングシューズ、ポールもあった方がいいと思いました。あと、お水。
ハードな登坂に息を切らせていくと……
「ああ……あれです」
告げられて、ふり仰ぐ……
おおお! あなたか!
キツい傾斜が一番集約される箇所に、それをものともせず、大カツラがそびえていました。