「大宮神社」という名前でも呼ばれており、googleなどではその名になっています。
「大宮」は神社を敬う言葉であるので具体的な呼称ではない。なので結局、神社の詳細はよくわかりませんでした。
巨樹に話を戻すと、一本杉的な雰囲気ではなく、野生を感じさせる荒々しい外見をしています。
地上2、3メートル辺りで次々に分岐し、10又……くらいまでは数えることができるのですが、小さいものも含めるとそれ以上の分岐数でしょう。
伸びた先でまた分岐を発生し、勢い旺盛。かなりのボリュームに育っています。
切り立った崖に生えたような地形も相まって、まるで裏杉のような豪快な雰囲気を醸し出している。
この周辺、標高の高さ(海抜600m台とのこと)からか、冬場は真っ白になるくらい降雪があるようです。
際立った環境に生きることで杉の中の裏杉遺伝子が覚醒したのかもしれない……なんてことを考えながら見ていました。