これまでいろんな巨樹、たくさんの杉を見ましたが、まだこんな樹がある。胸躍らせてくれる事実です。
実測は尻尾を巻いて逃げたわけですが、ひとつ明らかなのは、10メートル台という公式幹周はかなり過小です。
県天然記念物指定が昭和28年というから、その時の数値じゃないのか??
帰ってから調べてみると、巨樹写真家の高橋弘さんが実測された際には、12.1メートル(!)という数値を叩きだしている。単幹形状の杉で12メートル超え! と絶句。
が、いやいや待ってくださいよ、と、自分の目で見てきた者は食い下がります。
本当にそれくらい? 12メートルで収まるの、これ?
そして、その計測記録を見れば、それさえ03年時点となっているではありませんか。