古墳の墳丘ということですが、さほど大きなものではありません。関西にあるような前方後円墳のような印象的な形状でもない。築山とか、神社にある小富士くらいの大きさ。
頂上?に古びた小さな愛宕神社がありました。
古代の古墳の盛り上がりと、その上の茂りをそのまま利用して神社が作られ、山と言うには小さすぎるものの「愛宕山」としたのでしょう。歴史の層を感じますね。
目当てのコブシは神社の入り口から左手の斜面中腹にあり、案の定、すぐにわかりました。
道中走っていると、あちこちに視界にいっぱい花をつけた庭木のコブシが写り、これは期待できるぞ! と興奮したものの……この巨樹はまだ満開ではありませんでした。
イチョウの黄葉もそうですが、巨樹となると若干他の樹と時期がずれる印象があります。
老樹ゆえなのか……もしかすると花自体多くつけないのかもしれませんが、それは再訪しないとわかりません。
しかし、白い花は青空に美しく映え、ここにコブシがあるということを十分に示してくれていました。
6件のコメント
to-fu
我が家のご近所さんの庭に立派なこぶしの木が生えているんですが、それでもたぶん幹周1m
そこそこでしょうかね。こぶしで4mだと!?って驚いてしまいました。想像すらできません。
ちなみにRYO-JIさんが書かれていたツバキとサザンカの関係の如く、モクレンとコブシも
いまいち見分けがつきません。改めて調べてみたら出生や花弁の数など色々違うみたいですけど…
ひょっとすると前回あの爺杉を訪問した際、近くをニアミスしてたんでしょうかね?
4mのこぶしだなんて俄然興味が湧いてきました。早速地図にチェックを入れておきます!
で、センサーサイズ。やっぱり壁がありますよねえ。
設定を詰めればAPS-Cやそれ以下でもそれなりに仕上げることは可能なんですが、あの帰宅して
RAWデータを弄った時の安心感たるや、一度味わってしまうとセンシティブな小センサー機の
データを弄るのが億劫になってしまいます。モニターでJPGを見る限りなら大きな差は無いんです
けど、どうせ撮るなら良質なデータで残したいと思ってしまうのは仕方ありませんよね。
狛
to-fuさん>
コブシといえば庭木のイメージですよね。しかし、成田からこちらの田舎道を走ってくると、山の中に唐突に真っ白になっている大木を見かけることがあるのです。あんなところに野生味あるコブシがあったのか……と、春になると注意を引かれるんです。
で、そういえば巨樹……と、今年は検索してみました。御苑でユリノキを見たのもつながっているかもしれません。
うちの方から上って行って、やっと水戸市に入るというようなところですね。
まったくノーマークで、こんなとこは通過するだけだな……と思ってたところなので、かなり意外でした。
ほぼ注目を集めていませんが、渡辺本2冊合わせても1.8mのコブシが1本載っているだけですから、これは相当凄いと思うんです。
ぜひto-fuさんにも訪ねてみてほしいです。
で、そう、花は待ってくれないし、遠征ではないので古い機材で撮りましたが、やっぱり心残りですね。笑
撮っている最中は良いかな〜と思うんですが、あがりを見ると無念。
フルだとこうはならないし、使い勝手でも断然上なので、もう無理に小さいフォーマットに戻す理由が見つからないですね……。
何より、巨樹撮影もチャンスが限られるので、全力を尽くさねば! と思いますよね。
RYO-JI
to-fuさん同様にモクレンとの違いが・・・というかパッと見でモクレンやん!と信じて疑ってませんでした(笑)。
桜以外で開花時期に巨樹を見に行こうという発想は無かっただけに、これはいい刺激になりました。
そういう検索方法で巨樹を楽しむ術があるのか・・・と。
どんな樹種であれ、国内のランカークラスはさすがに見応えあるでしょうね。
もちろんそれにはそれなりの知識を持って臨まないと勿体無い気もしますけど。
そういう意味でもまだまだ樹種のことを学ばなければと反省したり。
かつては、センサーサイズ上等主義はいかがなものか?そう思っていましたが、一度フルサイズ機を使ってみると・・・ですね。
今後当然のように更なる高画質化が進むことを考えると、色々と怖いなぁとも思ってしまいます、金銭的に(笑)。
狛
RYO-JIさん>
モクレンは紫色だろ? と思うと、ハクモクレンという白いのもあるのですよね。笑
モクレンはもっと花がもっちりしているというか、ボリュームがあり、コブシはもうちょっと小ぶりで開いた感じになると思います。
とはいえ、花が咲いてないと区別できないのか……と、自分の未熟さが浮き彫りに。。
数字づらに縛られなければ、各樹種に巨樹があるので、こうした追い方も面白いですよね。いろいろな樹種のことを知る機会にもなりそうです。
ちなみに、モクレンの方も巨樹がないか検索したんですが、こちらは該当がなかったです。コブシの方が大きくなるのかも。
最大と思われるコブシは岩手県にあるようです。
きれいに写るという論点が違うんですよね。深さとか余裕の点で違うので、立体感や存在感が全然変わってきます。
もうじきK-1が戻ってくるはずなので、撮り直しに……と、今度は僕が東北に移動してしまいました。
すぐに桜の時期になるので、ちょっと撮っているとあっという間に春が進んでしまいそうですね。
to-fu
コブシの巨樹に興味を持って近隣のものを調べてみたのですが、近隣だと巨樹DB未掲載の
岐阜県高山市の「野麦のコブシ」というものが凄そうです。
いや待てよ、高山って本当に近隣か?と冷静に考えたら苦笑いしてしまうんですけど、
今年の目的地の一つにしたいと思います。コブシに巨樹があるとは考えたこともなかったので、
こちらの狛さんのエントリーには本当に感謝です!
狛
to-fuさん>
自分はDBでの検索だけでしたので、「野麦のコブシ」、いつものおじさんのページで見て驚きました。
たたずまいもいいし、周辺の風景もよさそう。行ってみたいですねえ。
高山は……あそこまで行くとさすがに違う国に来た感がありますよね。笑 でも行きたい。
コブシとしてはやはり5メートル台が限界の大きさのようですね。すごいな……と思うと同時、我が県のコブシもやはりこれは大したもんだぞと認識できて嬉しかったです。
情報ありがとうございます!