どうやら「千足杉」というお方らしい。越前町指定天然記念物。
普段見ている書籍やサイトにも載っていませんが、さすが地元、越前町の観光サイト「えちぜんナビ」に貴重な記述がありました。
ついでに昼間の姿も見ることができます(読みは濁らず「せんそくすぎ」)。
「昔、旅人がワラジをここで履き替え残していき、それが多くたまったことで千足杉と呼ばれることになったと言われています。」
なるほど……それが由来。
ここまで登坂してくると草鞋がダメになってしまうのか、あるいは、儀式的に新しい草鞋をおろしたものか。
……古草鞋を供えて祈ると水虫が治るとか?
それだと、現在もこの辺は草鞋だらけだったかもしれない。
真夜中の闇の中、不意打ちのように現れた巨樹。
この先の巨樹巡りへの期待が格段と高まりました。