喜んで撮りまくっていると、朝の散歩のおばさん登場。
「速玉様を撮ってるん? 速玉様はここにはおらんのよー」
と、意外過ぎる情報を授けてくれました。
……え、いないんですか?(しかし詳細はナゾのまま)
いやあ、いい樹ですね! と褒めると、逆に渋い顔をします。
「そうなん、もうとにかくでっかくて鬱蒼としてねえ、これのせいでせっかくの花火も何も見えんのよーホント!」
……だそうです(苦笑)。
まあ確かに、この大きさと枝張りでは無理もないかも。
巨樹のそばに暮らす「あるある」でしょうね。
訪問時、解説文を見つけられませんでしたが、実は存在するようです。
他のサイトさんなどを参照すると、この熊野速玉神社は1300年くらいの歴史があるそうで、神社建立と同時に植えられた楠があるとのこと。
実際見てみた素人意見ですが、おそらくこの樹は別の樹か、もしくは二世ではないかと。
樹齢1300年というには若すぎ、それこそが持ち味の巨樹ですから。