この朴訥なネーミングがすべて。
「高瀬にある、とにかくでかい樹」の意(それはそうだ)。
慶長5年(1600年)、上杉景勝が着工させたという「神指城(こうざしじょう)」城跡がその所在地。
ここは会津盆地の中心部にあたるそうで、立地を生かした巨大な城となり、全域で50万平米もあったとか。
しかし、世の流れのせいか、ついに未完成で終わったのだそうです。
「大木」は、その東北の土塁上にあり、近づけば一目瞭然です。
もちろん、その巨大さゆえ。
ぶっきらぼうすぎる名称には樹種すら含まれていませんが、一目見れば、とんでもなく巨大なケヤキであることがわかります。