実は、この時2度目の訪問。
写真を見比べていて気付いたのですが、樹冠の盛り上がりがちょっと薄くなったのではないかと。
しかし、これにワケがあることにすぐに気づきました。
以前の写真(上の写真が2016年のもの)に写っている樹冠……その1/4ほどが、幹の分岐あたりから大きく育ってしまった他種の着生植物のものだったのです。
その存在には前回の訪問時にも気づいていたのですが、今回確かめてみると、なくなっている。
したたかな着生植物が勝手にいなくなるわけがないので、これは人為的・外科的に取り払われたということです。
緑色は多少減りましたが、ああよかった……と胸をなでおろしました。
老巨樹にとっても、身が軽くなったことでしょう。
巨樹を撮っててよかった……そう実感させてくれる存在です。
2度目だというのに、今回も夢中で撮ることができました。
スダジイファン(?)を自称する方は、絶対に一度訪ねてほしい巨樹です。
また訪ねさせてもらうと思います。