解説文。
巨大な樹ですが、幹周の大きさではケヤキの中で日本で3位とのこと。
しかし僅差なうえ、上位2本は傷みが激しく衰弱しているので、事実上「日本一のケヤキ」と言えます。
小高くなっている地形通りに、かつてここは東根城だったそうで、「大ケヤキの元にお城を作った」という順序ですね。
会津の「高瀬の大木」がまさに同じ例で、築城前から大木だったと明言されていました。
今ここは東根小学校。
日本一の大ケヤキの元、実に雰囲気が良く、こんな巨樹に親しみながら生活できるのは情操教育上もとても良いなあと思います。
児童が危険に遭いやすいこのご時世に「ゆっくりご覧ください」というこの一文からも、この場の陽気に満ちた感じが伝わるというものです。