2019年1月下旬、福島県南相馬市の巨樹行。
「大悲山の大スギ」を訪ねた後、車でほんの10分ほどのところに、立派な幹周の大杉があると知りました。
小高区にある「行津(なめづ)の大杉」……行津はこの辺りの旧地名のようです。
国道6号まで戻って少し南下、宮田川を渡った先で右側へ入る。
何が目印かは、割と遠くからでもわかります。もちろん、スギ自体の高さによって。
この樹の場合、所在の神社が一段高い古墳のような土地にあるので余計に目立ちます。
ここは南相馬市でも最南部に位置しており、もう数百メートルで浪江町。
すると、帰還困難区域のバリケードに阻まれて進めなくなる地域が出てくる(2019年当時)。
道路に走っているのは復興工事のダンプカーばかり……と思いきや、耕作地の土起こしが始まっていて、砂埃がもうもうと上がっていました。
だ、大丈夫なのか、これ?(……結局、撮影に支障が出て手短退散)