「こんなところにヒマラヤスギ……?」
と誰もが首をひねる。
当然、自生していたものではありません。
新聞の記事にもありましたが、根元にある「みかどパン店」の現店主のお祖父さんが植えられたもののようです。
よっぽど可愛かったのでしょう。
鉢植えだったヒマラヤスギに米の研ぎ汁を与えて育てていたら、どんどん大きくなってしまい、地植えに切り替えたところ……今のこの有様です。
大きくなる樹を植える時は要注意! という教訓でしょうか。
当然、ご苦労もたくさんあったでしょうが、樹の健やかすぎる成長になんとも言えないコミカルさを感じますね。
06年に台東区の保護樹木指定にされ、現在の所有者もパン店の方だそうです。
4件のコメント
to-fu
新サイト開設おめでとうございます!
いつの間に!ですね。驚きました。そして素晴らしい出来ですね。
実は私もサブドメインを取得して、そちらに巨樹ログのクローンだけ抜き出す作業を試みたんですが
あまりに面倒くさくて八ッ場ダムの工期並みに伸び伸びになっています 笑
あとは下手に長年やっているためサイト評価も少しは上がってしまっているものですから、
やはり本サイトに公開した方が検索順位もずっと良かったりして…どこかのタイミングで
巨樹ログだけ見やすくまとめないと、とは思ってるんですけどねえ。
そしてこの谷中のヒマラヤスギ。
パン屋にお墓、この光景は見覚えがありますよ。何度も撮り歩きました。
でもヒマラヤスギとなると、あったかなあ…と記憶があやふやだったり。
興味がない時代だったので本当に視界に入っていなかったんでしょうねえ。勿体ない。
あまり考えたくありませんが、このパン屋さんが無くなってしまったらきっと…
狛さんも仰るように、その瞬間を待ち望む方々の魂胆が透けて見えるようで何だか嫌な感じです。
想像以上に大きくなってトーテムポールのように枝葉をぶった切られた街路樹を見ても感じることですが、
人間の都合だけで樹木がぞんざいに扱われるのはいかがなものかと思いますね。
せっかく大きく成長できたんだ。何とかこう、上手い付き合い方はできないものかな、と。
このクラスの目立つ巨樹なら保護しようとする勢力も存在するはずなので、頑張っていただきたいですね。
coma
to-fuさん>
初コメント、ありがとうございます!! お名前が自動で大文字化してしまうのはどうにかしたい!!
ワードプレスは勉強しながらなのでお恥ずかしい限りなのですが、ひとまずコンテンツを作れるまでは行けたと見て、作業しながら学んで行きます。
フリーのブログでもできない事はないんですが、やっぱり十数年の雑味がすごくて。煮詰めて固めたいなと思いますね。笑
車では行けない東京街中の巨樹ということで、思い浮かんだのはこの樹でした。
スナップで何度も撮ったあの樹……どうしただろう? と、そんな思い出し方。
どうやら当時の自分にも、スギとヒマラヤスギは違う、くらいの感覚はあったらしく……でも、このY字路の方が気になったのかもしれません。当時、路地は好きでしたからね。
巨樹を見て回ってこの樹を見に行った時、えっ、天然記念物じゃないんだ? というのはちょっとしたショックでした。
記憶の中の美化された像に劣らず立派で個性的な樹なのに……と。
この樹を伐るか残すかで、谷中の度量を測ってしまいそうです。
無くすのは一瞬でできますが、共存するのは難しい。
……でも、そんなに難しくて価値がないことなのか? と思うのは、やっぱり僕が部外者だという証拠なのでしょうか。
RYO-JI
広角ズームに専用サイト開設・・・スゴイ、いつの間に。
いや、おめでとうございます。
絶対に巨樹専用サイトを開設すべきだとずっと思っています、私も。
でもねぇ、諸々の作業や勉強を想像するだけで心が折れてしまって手が出ません。
だからこそ狛さんが実行し始めたのには大賛辞を贈りたいと思います。
そしてこのヒマラヤスギ、誰かの写真で見た覚えがあります。
この辺りをスナップする人は多いみたいですね。
そんな人達には、このヒマラヤスギとパン屋の光景は撮らずにはいられないでしょう。
都会には貴重な地域にとけ込んだ樹なので、是非ともランドマークとしてでも残していただきたいです。
coma
RYO-JIさん>
コメントありがとうございます!
優柔不断なので、ひとつ動かすまでは人の何倍かくどくど考えてしまいます。笑
それゆえに、やりながら直していけばいい! とスタートすることにしまして。
広角レンズも、どっちかというとそんな感じです。
勉強は気が重いですが、いつも何かしら新しいことをやると、正当な逃げ道にもなるし、いいですよね。
RYO-JIさんの探訪記も貴重な資料であり、単純に良い出来なので、大切に扱ってしかるべきだと思います。
ともに、どんどんやっていきましょう!
谷中・根津・千駄木、「谷根千」は、お散歩フォトの聖地みたいな街ですから、かなり多くの人の写真に写っていると思います。
東京は建物も面白いですが、それらとともに100年の歴史を生きてきたこの巨樹も、大切にしてほしいですね。
この突然現れてびっくりする大きな姿、大好きです。