ずっと奥へ進んでいくと、有名な、絵になるプラタナス並木。
プラタナスの巨樹とも親戚関係にあるものかもしれません。
御苑内には他にも4m、5mクラスのプラタナスがちらほら。
右の個体は傷みが激しいようで養生中です。がんばれ。
環境省「巨樹・巨木林データベース」でプラタナスを検索すると、大きい順で並べ替えた時の最上位が新宿御苑の個体となります。
ちなみに、データベースで最大の個体の幹周は520cmとなっている。
どちらが正しいのか……これも、次回来たら実測しないと収まりが悪いですね。
ともあれ、環境省に登録されているものの中では、日本最大の幹周囲を誇るプラタナスということになると思われます。
こんな大都市のど真ん中で、樹種ナンバーワンと出会えるなんて。
東京見物の傍ら、今度は葉がある時期に会ってみたいものですね。
4件のコメント
to-fu
新宿御苑…記憶では150円とか本当に気持ち程度の入園料だったような気がしますが。
せこいかもしれませんが500円になると昔のようにちょっと時間潰しに、とはいきませんね。
あれだけの広さを考えると決して高くはないんですけど、うーん。
いやー、それにしてもこんな素晴らしい木が生えていたんですね。
並木道は記憶にありますが、街路樹として植えられているプラタナスくらいしか見たことがありませんから
この巨大さには驚きです。こんなに大きくなる樹種なんですねえ。仰るようにこれはぜひとも葉を茂らせた
ときの姿を見てみたいものです。巨樹ラリーを楽しめることも考えたら500円も何とか捻出できます 笑
狛
to-fuさん>
そうなんですよ、確か200円代とか……そんな感覚だったんです。え、500円?! と不意を突かれました。笑
東京時代は買い物して残った時間は御苑で……など、気軽に寄っていたと思うんですけどね。
それでも、いざ入ってみると、夕方に訪ねたのが惜しいほど良い時間が過ごせました。
我々の人生は10年ひと昔ですが、巨樹はその時もほぼ変わらない姿であったはずですよね。
本当に、ここまで印象に残っていないなんて。
御苑の管理の元に生きてきたプラタナスですから、生い立ちは確かでしょうし、とかく雑に扱われてしまう街路樹種としては貴重な個体だと思いました。
神社仏閣に植えられる樹種でもないですしね。
今度はいい季節のいい時間に行って、順路を回ってみたいです。
このために1日使うことになってしまいそうですね。
RYO-JI
新宿御苑という名称は知っていましたが、大都会の真ん中にこんな緑があるのはいいですね。
同じ都会でも大阪は緑が少ないですから。
プラタナスという樹種はまったくのノーマークでした。
西日本にはほぼ皆無なんですねぇ。
巨樹界において120年はまだまだ幼いといえるレベルでしょうが、充分巨樹と言える風格を纏っているように見えます。
枯れている状態でそうですから、新緑の時期などの雄姿を是非とも見てみたいと思いました。
入園料は高いっちゃあ高いですが(汗)、他にも楽しみがありそうなので時間に余裕があれば価値はありますね。
世界四大街路樹、面白いですね。
日本だったらイチョウは確実にランクインしそう(イメージです)。
狛
RYO-JIさん>
新宿御苑、入園料高い……とまずインプットしてしまってスミマセン!
内容はすごく良いので、東京に来られた際にはぜひお立ち寄りください(できれば時間に余裕を持って)。
オススメしておきます。
プラタナスはありふれた樹種と言えますが、巨樹として注目度は高くないですよね。
120年でこれほどですから素質は十分あると思いますが、巨樹となるまで育てようという意思の働きようがないのかもしれません。
そういう意味では、農業実験として日本に持ち込まれた個体であろうと思われるこの御苑の樹は、日本におけるプラタナスの代表格と言っていいと思われます。
世界レベルではどのくらいまで生きるのでしょうね。後々、他の季節にも見てみたい樹です。
さすがRYO-JIさん。
イチョウは日本の街路樹としては最多の樹種だそうですよ!